フラッタ・リンツ・ライフ
フラッタ・リンツ・ライフ / 森 博嗣
スカイ・クロラシリーズ4作目。
指揮官となった草薙水素がいる基地に配属になった栗田の視点で描かれた作品。
この作品で「キルドレ」の秘密が少しずつ明らかになっていきます。
表紙はパイロットの土岐野と三ツ矢ですね。
土岐野は原作では大柄でごつい男と書かれていますが、映画では声が谷原章介だったので爽やかなイメージが先行してしまいます。
このフラッタ・リンツ・ライフで謎が少しづつ明かされていきますが、同時に謎が深まっていく、そんな印象を受けました。
今までもそうでしたが、フラッタ・リンツ・ライフを読んだ後は今まで以上に続きを読みたい欲がすごくて、次の日にはもう続編のクレイドゥ・ザ・スカイを購入していました。
ここで色々書くとネタばれになってしまうので、多くは語れませんが、栗田の空に対する想い、「キルドレ」という状態でどのように生と死を見つめるのか…。
「キルドレ」の謎がわかるに連れて、彼らが考える人生観により深く入り込むことができます。
by lords_of_canyons
| 2008-12-03 22:23
| BOOK