藝大学園祭

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先日友人が通う藝大の学園祭に行ってきました。

美術学部の正門に入るといきなり写真のような巨大なオブジェが出迎えてくれました。

こういったオブジェも藝大生の作品だそうです。

友人は音楽学部で2年生なので今年は演奏等は行わなかったそうですが、彼がこの夏に撮った写真が食堂に展示されていました。

以前、彼に僕の付ける名前(このブログの名前のCalifornia Blues)とかがひねりが無い名前だと言われたのですが、彼の写真の作品名も「Sketch of Summer」だったので言われた事をそっくりそのまま言い返して、からかってみたら彼は若干イラっとしてました 笑。


いやいや、でも彼の写真も何というか上手く言えないけど、彼らしさが投影された作品であったと思います。

写真って言葉にできないものがありますが、その人らしさがにじみ出るものだなあと思います。

言葉に出して感想を求められても上手く返すことができませんが、その人らしさ、感覚的にではありますが、その人が言いたいこと、表現したいことが何となく伝わります。

あえて言葉に出して言うのであれば、彼は多分、「夏」というテーマの中の自分が最も大切にしている瞬間を抜き出して表現したんだと思いました。

でも全てを出すのは恥ずかしいからなのか、自信が無いからなのか、見せたくないからなのか、そう言った遠慮しがちな彼の性格を考えると写真をちょっと加工したこともわかる気がします。

そういう意図ではなかったのかもしれないけど、彼の潜在意識みたいなのが無意識の内に働いて、そのような加工をする行程に至ったと考えると、けっこう納得がいきます。


そんな夏の儚さ、彼の繊細さ、優しさを出しつつ、でも全部はそのまま見せないよっていう、彼っぽさ(彼そのもの)が写真から出ていたと思います。


U君、観てくれているかな?

抽象的な感想ですまんね。あと、君の意図と的外れだったらごめんね 笑。


他の人の作品など色々見ましたが、すっごいですね。

全てを観れたわけじゃりませんが、作品の力強さに圧倒されました。


U君、招待いただいて本当にありがとう。また来年遊びに行かせていただきます。
by lords_of_canyons | 2008-09-15 01:08 | ART