大阪旅行記 Final
大阪編最終章。
通天閣一うまいどて焼きを食すため、入念に辺りを散策。
しかし、広い通天閣内で多くの店がひしめく中、通天閣一のどて焼きを探すのは難航を極めた。
ここまで来たらもはやセンス。
通天閣全域を散策し、めぼしいお店を発見。
そのお店は立ち飲み屋風だったが、平日にも関わらず満員に近い人で混み合っていた(おっさんばっか(笑))。
舌の肥えた大阪のおっさんが群がる店なのだから、まず間違いはないと感じた。
しかし、歩き続けた我々は、どうしても座ってゆっくりとしたかった。
向かいを見ると、鶴と亀のド派手なオブジェで武装する大きいお店がある。
後ろ髪引かれつつも、ゆっくりできる誘惑に負け、向かいのお店に入店。
どうやら、このお店も古くから続く老舗らしい。
もちろん、オーダーはどて焼き。 そして、ついにどて焼きが目の前に・・・。
生まれて初めてのどて焼き。
味は・・・。
うま、うま、うーまーいー。
これがどて焼きってやつか!
大袈裟だが、初めて食すどて焼きの味に思わず感情が抑えられなくなりそうだった。
しかし、やはりどうしても、おっさんがひしめく向かいの立ち呑み屋が気になる。
ここで行かねば絶対に後悔するだろう。
どて焼きを食べて、すぐさま導かれるように、立ち呑み屋へと足を運ぶ。
立ち呑み屋というより、立ち呑みの串焼き屋。
当然、オーダーはどて焼き。
味は・・・
・・・!
もはや言語で表現できるレベルを越えた美味しさ。
どて焼きに留まらず、串焼きもたくさん頂く。
こうして、念願のどて焼きも食べることができ、旅の最後を満足に飾ることができた。
通天閣を後にし、梅田からバスで伊丹空港へ。
わずか2泊3日という短い時間の中、フルに動き回り、十二分に充実した大阪の旅が終わりを告げた。
20代最後の旅行。
自分にとって未開の地であった大阪は、多くの思い出をもたらしてくれたのであった。
大阪旅行記 -完-
by lords_of_canyons
| 2011-05-21 08:47
| TRAVEL