ヴィンテージの定義

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60'S OHIO STATE UNIVERSITY COLLEGE T-SHIRTS  -SOLD OUT-



1960年代のオールドのカレッジTシャツです。

スペシャルとまではいきませんが、1970年代以降の古着のTシャツと差別化をはかるためにスペシャルのカテゴリーに置いています。

ところで、ヴィンテージTシャツの定義とは一体どこにあるのでしょうか。

時代の流れと共に、今まで新しいとされてた年代も古い年代と捉えられるようになり、1970、80年代のアイテムも昨今ではヴィンテージアイテムとして扱われています。

個人的な感覚の問題なのかもしれませんが、自分としては70年代以降のアイテムに「ヴィンテージ」と付けるのはどうなのかなと思います。

Tシャツに関しては一先ず置いといて、アメリカの衣料の歴史において1960年代と1970年代はベトナム戦争が終戦したという時代背景も重なり、ファッションの文化が大きく風変わりした境でもあります。

大量生産の時代に突入し、縫製の技術も変化し、ファッションの意識も一気に現代的になったのが1970年前後の出来事です。

衣類の一つとっても実物を比較すると、1960年代のものと1970年代のものは雰囲気の違いや味わい深さが大きく異なります。

もちろん、1970年代以降にはその時代を象徴する面白いアイテムがたくさんありますが、味わい深さ、アイテムが放つオーラに関して言えば1960年代以前のアイテムにはより深いものがあります。

そのような事から自分の中では「ヴィンテージ」と呼ぶのは1960年代以前のアイテムに限っています。

Tシャツは1970年代以前のものは1980年代以降のものと比べると同じコットンでも質感が大きく異なり、デザインの持つ雰囲気も違うので、Tシャツだけ限って言えば、1970年代以前のものから「ヴィンテージ」と呼ぶのも有りかなと思いますが、やはり時代背景の考察により1970年代のTシャツですら「ヴィンテージ」と呼ぶのは抵抗があります。

近年では「ネオヴィンテージ」なんて言葉まで出てきてますが、「ネオ」って何だよ…て思ってしまいます 笑。


考えが古いかもしれませんし、どーでもいーじゃんと言われればそれまでなのですが、古着と言えば何でもかんでも「ヴィンテージ」と付けるのはどうなのかなと前々から思っていたので書いてみました。


店の名前で「VINTAGE T-SHIRTS」と付けてるので矛盾しているかもしれませんが、自分が実際に商品を紹介する際に「ヴィンテージTシャツ」という言葉を使っていないのは上記で書いたような自分の中の定義と、「ヴィンテージ」っていう言葉を安易に使い、その言葉を安っぽくしたくないという気持ちからなのでしょう。

Tシャツにヴィンテージと付けるとしたら、やはり1960年代以前のものからになりますが、もう少し数が集まったら「VINTAGE T-SHIRTS」のカテゴリーを復活して、他の古着のTシャツとどのように違うかを紹介していければと思います。


※今回の話はあくまで個人的な見解です。



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by lords_of_canyons | 2010-01-24 15:46 | SHOP